【食卓からこどもたちの居場所をつくる】ブレイブキッズカフェのやさしい取り組み

※この記事は、NNCの趣旨に共感いただいた方の別媒体の投稿を一部編集のうえ掲載しています。

「食」を通じて生まれる“つながり”の時間

先日、テクノブレイブ株式会社様が主催するこども食堂『ブレイブキッズカフェ』に参加してきました。
弊社からは、大人の方々向けのカレーとオードブルをご提供させていただきました。

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オードブルも大好評でした

ボランティアの明治大学の学生さんたちが、こどもたちと一緒に工作をして遊んでいて会場のあちこちから楽しい声が響いていました。
机の上には、カラフルな画用紙やシール、描きかけの絵が並び、会場全体がまるで小さなアトリエのようです。こどもたちが「見て見て!」と完成した作品を自慢する。そのやり取りを見ているだけで、自然と笑顔になりました。

千代田区という場所は、一見すると豊かで落ち着いた街に見えます。
ですが、実際に地域に目を向けてみると、“貧しさ”というよりも、“孤食”という課題が存在しています。
家庭の事情や共働きなどで、ひとりで食事をとるこどもたちが増えていると教えていただきました。
それは都会特有の静かな隠れた問題かもしれません。

『ブレイブキッズカフェ』は、そんなこどもたちや保護者さまたちに「誰かと食卓を囲む時間」を届けてくれる場所です。
食事のメニューだけでなく、空間そのものに温かさがありました。
同じビル内にオフィスを構えていらっしゃるオザックス株式会社様は、アメリカ初の炭酸フローズン、『ICEE(アイシー)』を提供されていて私たちも舌と口のまわりを青くしながら美味しくいただきました。

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さっぱりしていてとっても美味しいフローズンです

テーブルを囲む中で、自然と会話が生まれ、こどもたちの笑い声が大人の心もほどいていく。
“食”というものが、人と人をつなぐ最もシンプルで強い力を持っていることを改めて感じました。

私自身も、経営者として、地域にどう貢献できるかを常に考えてきました。
寄付や慈善活動はもちろん大切ですが、こうして実際に現場に足を運び、直接人と触れ合うことでしか得られない気づきがあります。
それはもはや「助ける」ではなく、「共に過ごす」という感覚。
同じ時間を共有することで、こどもたちの明るさや純粋さから私自身が学ばせてもらっているような気がしました。

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みんな仲良く順番待ち

世代を超えて「心」がつながる場所へ

印象的だったのは、会場にいた大人の皆さんの表情です。
保護者の方々も食事を囲むうちに次第に会話が弾み、笑顔が増えていったように思います。
普段、仕事や家庭のことで精一杯な中でも、こうした“地域の輪”があるだけで、心が少し軽くなるのだと思います。
私たちが提供したカレーやオードブルも、そのひとときを彩るお手伝いができたなら、こんなに嬉しいことはありません。

ボランティアの学生さんたちもまた、この活動を通じて多くのことを感じ取っているようでした。
こどもたちに遊びを教えながら、逆に無邪気さや発想力を学ぶ。
世代の違う人たちが、同じ空間で笑い合い、学び合う。
そんな瞬間がいくつも生まれていました。

私は、こうした「世代を超えた交流」が地域社会にとってとても大切だと改めて考えるきっかけを与えられました。
子どもたちにとっては“大人の友達とも触れられる優しさ”を感じる場所であり、学生や大人にとっては“社会の未来に触れる場所”でもあります。
一方的に与えるのではなく、互いに心が通い合う時間。
それが『ブレイブキッズカフェ』の魅力だと思いました。

今回のイベントを通じて感じたのは、思いやりの循環が地域をあたためていくということ。
テクノブレイブ株式会社様のように、企業が率先してこうした場を作ることで、人と人との関係性が広がっていく。そこに参加する私たちもまた、その輪の一部としてお役に立てたことをとても嬉しく思います。

こども食堂は、単なる食事支援の場ではなく、世代を超えて「人と人がつながる居場所」です。
経営やビジネスの世界では数字や効率が求められますが、こうした活動を通して感じる「ぬくもり」は、どんな成果よりも価値のある学びになります。

私にとって今回の参加は、経営者としてだけでなく、一人の人間としても大切な時間でした。そして、こうした思いやりの輪をこれからも広げていきたいと心から思っています。

小さな一歩かもしれませんが、誰かの笑顔につながるなら、その一歩には大きな意味がある。そう信じてこれからも精進していきます。

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この記事を書いた人

地域活動やスタートアップ事業、研究団体など、社会的意義のある活動の多くが「広報予算がない」という理由だけで世の中に届かず埋もれています。お金の力や情報の波に押し流され、本当に価値ある行動が届くべき人に届かない。
NNCは、そんな“日本を想う人”の情報を掘り起こし、社会とつなぐために活動しています。

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